療育手帳でタクシーの割引、全国どこでも

療育手帳で全国どこでもタクシー料金１割引

療育手帳を持つ知的障害者がタクシーを利用する場合には、タクシー料金割引サービスのメリットがあります。

療育手帳・愛の手帳の障害者割引で、全国のタクシー料金が1割引になります。

タクシーに乗る時に療育手帳を提示して、「療育手帳の障害者割引お願いします。」、これだけでOKです。

療育手帳を知らないタクシー運転手の方もいます。

この療育手帳で1割引の、障害者割引制度は、国土交通省自動車局が全国のタクシー会社へ通達して、指導してくれています。

しかし、残念ながらタクシー運転手の方の中には、療育手帳の障害者割引制度を知らない方もいます。

以前、わたしがタクシーに乗った時に、運転手の方が「手帳って何？」という対応で、割引にならなかったことがありました。
「療育手帳の割引」ではなく、「障害者割引」と言ったら話が通じるタクシー運転手の方もいらっしゃいます。

療育手帳の障害者割引を、乗る前に念のため確認しておく。

このタクシーの障害者割引制度は気軽にメリットが受けられ、とってもお得な割引サービスです。
タクシー乗り場が混雑していなければ、タクシーに乗り込む前に「療育手帳の障害者割引は、1割引ですよね」と確認するといいと思います。

この制度はタクシー会社の方の負担で成り立っています。
タクシー会社の皆様に感謝です。

自治体が実施するタクシー料金助成サービス

東京都の福祉タクシー利用券制度

東京都の場合は、愛の手帳が1度2度の知的障害者は、１年間で4万円分の福祉タクシー利用券がもらえます。
ただし、それぞれの区市町村が実施する制度なので、東京都内でも、住んでいる区市町村で、金額などの条件に違いがあります。

年度途中での申請では、月割りで金額が減額される場合がほとんどです。
新年度になった4月に、すぐに手続きすれば、全額を支給してもらえます。

また、支給対象は、愛の手帳が１度と２度までが多いのですが、東京都府中市など、愛の手帳３度でも支給対象の自治体もあります。

東京都以外でも、自治体独自のサービスもあります。

その他にも各自治体が、タクシー運賃の助成をやっています。
これを受けられる基準・ルールは、各自治体によって違います。

療育手帳の判定がA限定や、保護者の所得制限など、いろいろな条件が、各自治体によってあります。

療育手帳と一緒に、それぞれの自治体が実施している障害者向けのサービスをまとめた、冊子などがもらえるはずです。

その療育手帳と一緒にもらう冊子を確認してもわからない時は、役所の障害者福祉窓口に相談してみましょう。
タクシーの補助などの、交通機関の障害者向けサービスも、一通り説明してもらえるはずです。

知的障害者の外出、どうしてもタクシーを使う場合がある。

知的障害を持っていると、どうしても移動でタクシーを利用しないといけない場合があると思います。
バスや電車に比べて、タクシーは料金が高いので、療育手帳の割引メリットがあると、とっても助かります。

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