療育手帳でJR新幹線の障害者割引

JR新幹線の割引額、ぱっと早見表

東京・新大阪の往復が、療育手帳で8,760円お得に。

JRの新幹線で東京から、新大阪、博多、仙台を往復したときの割引額の早見表です。
（※通常期指定席・のぞみ・はやぶさ、2019年3月運賃改定対応）

療育手帳で３割引、新幹線と特急の切符代

東京・新大阪の往復が、大人で8,760円お得、子供で4,380円お得になります。
東京・仙台の往復なら、大人で5,940円お得、子供で2,980円お得になります。

JRの新幹線や特急列車に乗る時には、普通乗車券と特急券の２種類の切符が必要です。
療育手帳では、そのうち普通乗車券だけが半額になります。
結果的に、切符代は障害者割引で約3割引になります。

こまかいことは置いといて、新幹線や特急に乗るときには、「療育手帳で３割引」と覚えておきましょう。

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療育手帳の「旅客鉄道株式会社旅客運賃減額」

療育手帳の「旅客鉄道株式会社旅客運賃減額」の欄が、重度の判定Aの場合と、中軽度の判定Bの場合で、区分が分かれます。

東京都の愛の手帳なら、障害の判定が1度2度なら旅客運賃減額の「第一種」です。

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障害者割引の対象者

療育手帳の判定Aで、旅客運賃減額が第一種知的障害者の場合は、本人と介助者1名が割引になります。
療育手帳の判定Bで、旅客運賃減額が第二種知的障害者の場合は、本人だけが割引になります。

東京都の愛の手帳では、1・2度がAと同等で、3・4度はBと同等です。

うちの子の療育手帳の判定はBで、旅客運賃減額が第二種知的障害者です。
わが家は夏休みに帰省のため東京-九州の往復新幹線を利用します。
子供1人分で、東京-博多間が5,520円お得になります。

障害者割引の条件は、100kmを超えるとき。

療育手帳でJRの運賃割引になる条件は、距離が100kmを超えた場合です。
電車で近くにちょっとお出かけってときには使えません。
特急列車ではなく、快速などでも100kmを超えれば、半額になります。

ただ、長距離の旅行では、療育手帳の障害者割引より、「宿泊セットの鉄道旅行プラン」や「半額の切符（株主優待など）」の方が、安い場合があります。
ホテルに宿泊する時には、交通費と宿泊費を合わせた、旅行会社の「セットプランの値段を調べて、比較してみましょう。

東京・大阪・名古屋、100kmを超える距離の具体例

療育手帳の判定A、第１種の場合には、近距離でも割引適用の条件あり。

療育手帳の判定A・旅客運賃減額が第１種の障害者が介助者と一緒に乗る場合には、距離は関係なく、近くへのお出かけでも療育手帳の割引が使えます。
また、定期券でも、障害者割引が適用になるケースがあります。
細かい条件はJRの駅で確認してください。

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療育手帳の障害者割引は、みどりの窓口で切符を購入します。

みどりの窓口で療育手帳を提示すると、障害者割引で切符が買えます。
必ず窓口で、障害者本人が療育手帳を提示してください。

自動券売機では、障害者割引の切符は購入できません。

障害児本人が子供の場合でも、代理の親だけで切符を購入することはできません。
子供同伴で一緒に窓口まで行って、切符を購入します。

また、障害者割引の切符で電車に乗っている時には、必ず療育手帳を携帯しなければいけません。

Suicaスイカで障害者割引は受けられますか？

割引条件さえ大丈夫なら、Suicaカードでも、障害者割引が適用されます。

Suicaの場合は、乗る駅では普通に自動改札を通過します。
そして、降りる駅の有人改札口で療育手帳を提示して、障害者割引の清算をしてもらいます。
降りる駅で自動改札機をそのまま通過すると割引にはなりません、注意しましょう。

切符の事前購入が不要の、スイカで障害者割引になるのは便利ですよね。
ただし、Suicaで障害者割引が受けられるのは、関東地方や東北地方などのJR東日本エリアだけ。

その他の地域のJRでは、ルールが違うので、気をつけましょう。

JRで出かける時には、療育手帳・愛の手帳の割引を活用しましょう。

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